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今週の、ぼくの心に残った風景です
2005.11.1


Minatomirai
Kinasa
Hanamizuki Daimonjiso


2005.10.25.. ダイモンジソウ

 今年もベランダのダイモンジソウがかわいいピンクの花を咲かせた。ピンクの小さい花は毎日見ていても飽きないくらいかわいい!もう我が家に来て4年目くらいになるが毎年数十カット写真を撮ってるほどだ。毎年10月中旬くらいに花を咲かせるのだけど、今年は葉っぱがダニにやられていて少し元気がなかったので、ひょっとしたら咲かないのかもしれないと思っていた。今年もたくさんの花を咲かせてくれてほんとうにうれしい。来年の春になったらもっと大きい鉢に植え替えてもっと元気になってもらいたいと思う。


2005.10.22. 鬼無里

 ぼくと妻、妹夫婦、友人夫婦の6人で鬼無里に行った。鬼無里の辺りでは、毎年ちょうどこの時期に紅葉が見ごろになっているのだが、今年はどこも平年より紅葉が2週間程度遅いらしく、鬼無里の木々も色付くまでもう少しといった感じだった。それでも十分に美しく、楽しい2日間を過ごすことが出来た。森の中でみんなそれぞれの楽しみを見つけ、それぞれのゆったりした時間を過ごすことが出来た。都会で暮らす者たちにとって森の中でのんびり出来る時間は貴重だ。「いろは堂」のお焼きを毎食のように食べ、キビダンゴも食べることが出来、宿の料理もおいしかった。こう書くと食べることしかしていないように思われるが、写真もしっかり撮ってきた。家に帰ってきて新しいカメラで撮ってきた画像のすごさに驚いた。これが今のデジタルカメラなんだと。
 宿泊した次の朝、早起きをして朝焼けを撮りたかったのだが写真のようにすごい霧だった。この霧の向こうには北アルプスの山々が連なってるのだが、この日の朝には全く見ることが出来なかった。まあこんな霧の朝はそれはそれできれいなのだけど。この日見た、うすいブルーの霧に包まれた朝の風景は特別にきれいに感じた。寒い朝だったがこの霧に包まれていて心は暖かかった。もう山の方は晩秋。この鬼無里村にも雪が降る日もそう遠くなさそうだ。今度は雪の中で「お焼き」を食べたい。あ〜、結局食べることばっかりだ・・・・・・


2005.10.9 カメラテスト

 10/1に新しいカメラを1台購入した。このカメラ、手元に来るまで1ヶ月くらいかかると言われていたのに、意外にもすぐ電話がかかってきてあっけなく自分の機材の仲間入りをした。すごくうれしくてどこか遠くに撮影に行きたかったのだがたまたまこの時期仕事で出かけられなくて、近所を歩いていろいろテストをした。
 左の写真がそのときの1枚。アメリカハナミズキの実だけど赤くない。これは決してカメラの発色が悪いからではない。まだ赤くなる前の茶色ぽい実だったのである。アメリカハナミズキは街路樹や庭木でよく植えられていて、何年も良く見てきたつもりだったのに、こんなに茶色い実は初めて見た。人間良く見ているつもりでも、じつは良く見ていないことってたくさんあるものだなと改めて思った。この2週間ほどあとにこの樹を見に行ったら、しっかりと熟した赤い色に変わっていた。




2005.9.22. 煮玉子

 涼しくなってきたので再び谷中に行ってきた。8月に行ったときには暑くて持って帰れないものがたくさんあって悔しい思いをしたが、今回は8月に見つけておいたおいしそうなものを買って帰った。アップルパイ、そして豆カン。それから商店街で売ってるメンチカツ。メンチカツは買ってすぐにその場で食べてしまった。コロッケとかメンチカツはその場で食べるのが一番おいしいでしょ!?やっぱり。そしてすごく食べたかったのに結局買わなかったのは、肉屋さんで売っていた『煮玉子』。ときどき自分でも作るけど、めったには作らないから買っていけば良かった!あとでうちの奥さんに言ったら、「そんなに欲しいなら、その場で欲しいって言えばいいのに!」だって!あ〜あ失敗した。写真なんか撮ってきて未練がましいかな?次に行ったときは絶対に買って来ようと思った。


2005.9.15. 熱かった「9.11」

 9/11はとても熱い一日だった。もう9月だというのに横浜の日中の気温は34℃。みなとみらいは緑がすくないせいかとても暑かった。Tシャツがデイパックの形に汗で濡れていた。それからこの日は衆議院選挙もあった。しらけていた人もいただろうけど、でも今回の選挙は少しは日本が変わると思っていたので、ぼくにとっては結構熱かった。結果はなんだかがっかりしたけど・・・・
 そして何より盛り上がったのは、横浜アリーナでの「浜田 省吾」のコンサート。もう前回から4年も経つんだ。久しぶりのコンサートは、やっぱり「浜田 省吾」らしく素晴らしいものだった。オープニングの曲からアンコールの曲まで3時間40分、ずっと感動しっぱなしの時間だった。その間ぼくは感動でほとんど泣きっぱなし。一緒に歌い、踊り汗と涙でグチャグチャになっていた。コンサートが終わり、現実に戻ったぼくはふくらはぎと、太ももの激しい疲れと、手をたたき過ぎて赤く腫れ上がった自分の両手に気付いた。痛くて地下鉄の階段が上がれない。痛すぎてものに触れない。大袈裟ではなくてほんとうにそんな感じだった。
 この日は桜木町のワシントンホテルで一泊することになっていた。なんでも5周年記念特別プランとかで、一泊2人で4,100円。しかも港側の15F以上の部屋を用意してくれると言う。とても安くてあまりにもお得なプラン。このプランのおかげで家までこのボロボロになった身体で帰らなくてすんだ。ありがとう、ワシントンホテル!
 20Fの部屋から見るみなとみらいの夜景がぼくに安らぎを与えてくれたけれど、ぼくの心と身体はコンサートの感動のおかげで一晩中冷めることはなかった。



2005.8.28. LOS NERIMOS MUSIC FROM THE EARTH vol.28(第14回 I MA ホール コンサート

 友人の八木さんがリーダーをつとめてる”ロス・ネリモス”の夏のコンサートが8/28に光が丘の I MA ホールであった。今年で14回になるんだね!ぼくはいつから行くようになったのだろ?
 昨年いっぱいでパーカッションを担当していた女性2名が退団して、今年から新たな女性2名が加わり、新メンバーでの初めての
I MA ホールコンサートになった。ぼくは新メンバー2人の女性とはこの日が初体面。どんな音を聞かせてくれるのだろう!?楽しみだったけど、音がうまく合うのだろうかと少し不安もあった。
 そんな心配はリハーサルを聞いて吹き飛んだ。旧パーカッション2人が力強いサウンドだったのに対して、新メンバーは女性らしい艶のある音を演奏していた。メンバーが変わったことで、同じ曲でもフレッシュに聞こえた。これなら本番でも大丈夫だろう!でも、2人とも笑顔が足りないよ!もっとリラックスしなきゃね!
 そしてコンサート本番。”新ロス・ネリモス”は無事にアンコールまで演奏を終えることが出来てホッと胸を撫で下ろした。本番中は自分が演奏していないのに少しドキドキした。今年は、メンバー紹介のときの二人の顔がニコニコしていてすごく印象に残った。毎年夏の
I MA ホールコンサート終わると暑かった夏もいっしょに終わりの頃を迎える。今年も素敵な音楽と「スタッフ弁当」をありがとうございました!

 


2005.8.22. 大地の塔

 名古屋の叔父さん夫婦から開催以前から「愛・地球博」の入場券をいただいていて、開催終了1ヶ月前になってようやく行って来た。ぼくたち夫婦は人ごみが嫌いなので、混んでいると噂の企業パビリオンには行かないで、各国のパビリオンと大地の塔だけ見て来た。大地の塔というのは名古屋市のパビリオンで高さが47mもある大きな建物で、中に入ると直径40mの大きな万華鏡が一瞬一瞬違う模様をつくり出している。ぼくたちは、入場とともに朝一番で並んだので数分で中に入ることが出来た。中に入るととくに時間を区切られているわけではなく、立ち止まって長く見る人、すぐに通過して外に出る人、みんなそれぞれだ。ぼくたちも数分は上を見上げたり、写真を撮ったりしていたが、違う模様っと言っても飽きてくるのでそこそこで外にでた。とてもきれいだけど。1日中見てても見飽きないというほどのものではなかった。それでも、お昼頃に再び大地の塔の前を通ったら、入場者の列は長く伸びていた。朝一で見ておいて良かった!



2005.8.22 . チュニジアパビリオン

 「愛・地球博」のヨーロッパゾーンで見たパビリオンの一つ。パビリオンはヨーロッパのゾーンにあっても、チュニジアは地中海に面するアフリカの国の一つ。地中海を挟んですぐ前がイタリア。初めて知った。そのチュニジアパビリオンで、民芸品を売っている女性の写真を撮ったら、近くに来て何か言っている。英語みたいだけど、何を言ってるか良く分からない。ぼくの英語力も足りないけど、彼女の英語もちょっと変だった。最初は写真を撮ったことを怒っているのかと思ったが、彼女は撮った写真をくださいと言っていた。それでチュニジアパビリオンのメールアドレスを聞いて、所沢に帰って来てから送信したのだが、宛先不明で戻って来てしまった。書いてくれたアドレスが間違ってたのだろう。それで仕方ないので、写真をプリントしてチュニジアパビリオンに送った。それから2、3日して、怪しい電話がかかってきた。「イングリッシュ?オーケー?」最初は間違い電話かと思ったけど、その電話は写真を撮ったチュニジア人の女性からだった。ぼくも英語が得意ではないのでうまくコミニュケーション出来なかったが、写真をとても喜んでいるのは分かった。9月になったらもう一度「愛・地球博」行くかもしれないからそのときにまた会いましょう、とぼくが言うと、来週チュニジアに帰るとから会えないとのこと。ちょっと残念!それにしてもチュニジア人と電話で話すことなんて、もう二度とないだろうな!電話を切ったあとで、側でこの電話のやり取りを聞いていた妻に、英語も日本語も変でおもしろかったと言われてしまった・・・・・


2005.8.21 . 伊勢神宮

 4年ぶりに伊勢神宮に行った。あのときは神社本庁さんの仕事で行ったんだっけ。8月の最初ですごく暑かったのを覚えてる。しかしこの日は台風の影響で不安定な天候。朝のうちは晴れていたが、内宮を歩いている頃から土砂降りの雨になった。傘を持ってはいたがあまりの雨で、雨宿りをすることになった。写真では分かりにくいけど、とにかくすごい雨で、軒で雨宿りをしていてもはねてくる雨でズボンの裾はビショビショになっていた。晴れもいいけど、こんなにすごい雨の伊勢神宮もなかなかいいなと思った。




2005.8.20. 二見浦

 伊勢神宮に行くため、前日は二見浦(ふたみのうら)のホテルに泊まった。旅館街には老舗と言う感じの古い木造の旅館と、昔のおみやげ物屋さん、それと飲食店が数件ある。この日はなにかイベントがあるからと、商店の組合の人がビラを配って宣伝していたが、出店などなくてさみしい限りだった。あの宣伝は何だったのだろう?昔は伊勢神宮にお参りする前に二見の海岸で汐水を浴びて禊ぎをしていたとのこと。ひと昔前には新婚旅行のコースにも入っていたらしいので、その頃はきっとこの商店街も盛況だったんだろうなとなどと想いながら歩いていると、とあるおみやげ物屋の前に2匹のネコがいた。お店の方には失礼だけど、お店に似合わないすごくいいネコだった。
 この写真を撮ったのが19:30頃。もっと賑わってても良さそうな時間なのに、ネコの後ろに写ってる風景を見ても人通りがなくてさみしそうでしょ?


2005.8.20 . 二見浦の路地

 夕方二見浦に着いて、ホテルから二見輿玉神社まで散歩に行った。ちょっと雰囲気の良い小さな路地。上は日の入り前で、下は日の入り後。同じ路地でも角度と時間で雰囲気が変わる。路地の向こうには伊勢湾が広がっていた。


2005.8.14 . 八方尾根

 夏の北アルプスは人が多いけど、お盆の頃はさらに多くの人で溢れていた。この八方尾根も例外ではなく、たくさんの人々をリフトが山の麓から山の中腹へと次々に運んでいく。ぼくたちはこの風景を、歩いて登るコースから見ていた。八方でぼくが好きな場所は、このリフトに乗らないで歩くコースなんだ。ここはお盆の頃でも歩く人が少なく、ゆっくりと花を見て登れる。その中でとても目立つのが左の写真の「シモツケソウ」。このきれいなピンク色と、フワッとした花の感じがすごく好きで、毎回行くたびに撮ってしまう。同じ時期に訪れることが多い八方だけど、年によって微妙に花の咲具合が違ってて、同じ場所でも飽きることがない。その中で「シモツケソウ」はいつも変わらずに出迎えてくれるところもぼくは好きだ。
 今年の八方はSちゃん夫婦と行った。行ったと言っても我が家の車が故障してしまっていて、いっしょに乗せていってもらったのだが・・・。このSちゃんは花の写真を撮るのが好きで、初めて経験する高山植物の写真を一生懸命撮っていた。なかでも今回、水滴を撮るのが楽しかったみたいで、水滴を見つけては真剣に写真を撮っていた。Sちゃんはぼくたちに、自分のことを「水滴の写真家と呼んで!」とうれしそうに言っていた。しかし家に帰ってから、冷静にプリントした自分の写真を見て、思ってたより出来が良くなかったとがっかりしていた。でもね、初めて撮った高山植物の写真にしてはすごくきれいだったよ!初めてなんだからそんなにがっかりすることないよ!それよりも写真は、楽しく撮利続けることが一番大事だよ!Sちゃんは、もっと上手に撮りたいって思う前向きな気持ちがあるから、ずっと撮り続ければ絶対に自分のイメージした写真が撮れるようになるよ。「水滴の写真家」の先生?にそんなこと言うと、偉そうに!っておこられそうだけど・・・・・・?(左がS先生の作品です。美しいでしょう?)


2005.8.13. 姫川源流

 姫川源流にSちゃん夫婦と4人で行った。何度か8月の同じ時期に行ってるけど、今年は比較的涼しくて、長袖を着ていても平気なくらいだった。この夏の前半は雨が少なくて暑かったせいか、姫川源流の隣にある親海湿原の花はほとんど見ごろを過ぎていた。姫川源流では左の写真の「バイカモ」が咲いていた。この花は清流じゃなければ生息しないそうで、ここ姫川源流の水のきれいさの証拠でもある。ここを源流とする姫川は糸魚川と合流して、日本海に注がれる。この川が日本海とつながってるのかあ?壮大な水たちの物語のはじまりの場所なんだね。まだ小川の姫川が、田んぼのわきを流れていく夏の風景がぼくはとても好きだ。Sちゃんたちもここを気に入ってくれてたかなあ!春に来るとたくさんの花が咲いているらしいよ!春にまたいっしょに来ようね!


2005.8.11 . ガラス玉

 東京の下町の風情が残ってる谷中に行って来た。以前から行ってみたかったのだが、なかなか行く機会がなく、ちょうど我が家の車が壊れてしまったので今年の夏休みの1日は歩いての谷中探険になった。谷中は東京都の東、JRの日暮里駅か、西日暮里駅付近に位置し、小さなお店がたくさんあっておもしろい。パン屋で立ち止まり、お茶屋で立ち止まり、ケーキ屋、寒天屋、肉屋、いろいろ立ち止まって、ぼくたちは谷中商店街を各駅停車のように歩いた。写真は老舗のお茶屋さんの店頭に並んでいたガラスの浮き玉。金魚鉢のような器に水を張って浮かべるもの。すごくきれいでたくさん欲しかったけど、谷中には魅力的なものがあって欲しいものを次々買ってたらきりがないので、この日は我慢した。この日一番印象に残ってるのは、寒天屋さんで買った”豆かん”。”豆かん”は寒天、塩エンドウ豆、黒密だけの組み合わせなので、シンプルで味のごまかしがきかない。買ってすぐに近くの公園で食べたのだけど、ほんとうにこのお店の寒天はおいしかった。この日谷中でこの他にも、夏には暑くて持って帰れないけど、涼しくなったら買って帰りたいものがたくさん出来てしまった。また行かなければね!?。


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