<心においしいもののページ 6>


2007.1.11

心においしいもののページ

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「頭のいい人より感じのいい人」ー人から好かれる「笑顔の技術」(門川 義彦 著/ダイヤモンド社)<1429円+税> 2006.12.22


 ぼくの尊敬する友人で、恩人でもある「門川 義彦」さんがダイヤモンド社から新刊を出版した。
前作”売り上げがぐんぐん伸びる「笑顔の法則」”(ダイヤモンド社)はどちらかと言うと企業・ショップ向けで、この「頭のいい人より感じのいい人」は個人向けに書かれている。笑顔の定義から、笑顔になれるための実践編までとても分かりやすく書かれている。さすが、笑顔コンサルタントを18年間もやっているだけのことはあると、感心してしまった。笑顔でいるとこんなに良いことがあるんだと、実例をあげて書いてあって、ひとつひとつうなずいてしまった。ぼくも仕事で笑顔の写真を撮ることが多いのだが、とても参考になった。
 そういえば自分の周りを見回すと、笑顔の素敵な人は間違いなく”いい人”だし、とてもしあわせな人だと思う。笑顔でいることがしあわせでいることなのだと改めて思った。とても楽しく読めるので、ぜひ買って読んでいただきたい。そして、”笑顔”を生活の中で実践していただきたいと思う。
 ちなみの、前回の本も今回の本も、ぼくの撮影した門川さんの”とびきりの笑顔”が表紙になっている。











冷たい肉そば(港屋/東京都) 2006.12.19


 先日行った蕎麦屋がすごくインパクトがあって、おいしかったので再び行ってきた。その名は”港屋”。港区にあるから ”港屋”なのかな?
 外観は黒の2階建てのビル。ちょっと飲み屋風で、とてもじゃないけど蕎麦屋には見えない。中に入ると、外観と統一された黒の内装。黒い大理石(風?)のかなり大きなテーブルが1つセンターにあるだけの、立ち食いそば屋だ。やっぱり、蕎麦屋ぽくないなあ。
 ぼくは、先日も注文した”冷たい肉そば”(850円)を頼んだ。 どんぶりに山盛りの冷たい黒いそば。ぼくが以前食べたことのある、”福井のそば”みたいだ。真っ黒なそばでとてもコシが強く、よく噛まないと食べられない。その上にたくさんの薬味の白ネギ。そして、甘辛く煮た豚肉。さらにゴマ、そして大量のきざみ海苔。すごいボリュームだ。

 ネギはやや大きめに切ってあるが、さらし方が良いのか、ネギの質が良いのか全然辛くない。ゴマも良い香りがする。豚肉もしっかりと味がしみていておいしく、さらに上に乗ってる海苔もとても良い香りがする。きっと上質の海苔なのだろう。つゆも良い香りがして、やや塩分が強いが、きっとこのしっかりとした、しかも量の多いそばにはこんなものでいいのであろう。肉そば用のつゆにはラー油が入っていて、ピリッとして食欲が進む。ラー油はそんなに辛くはない。お昼にはテーブルに、薬味のネギ、生卵、天かすがそれぞれどんぶりに入って置いてあるが、夜は天かすのみ。生卵は各自1個付いてくる。それで、カウンターで自分の肉そばを受け取ったら、ひたすら食べるのみ。やや量が多いけれど、おいしいので夢中で食べてしまう。ぼくは、半分くらい食べてから生卵をつゆに入れた。こうすると2種類の味が楽しめる。

 最後の仕上げにはそば湯を飲み、お腹いっぱいで帰ってきた。この”港屋”、とてもおいしいのだけど、マイナスポイントは店が狭く、店内の移動が大変なこと。もう少し余裕があればいいのにね・・・・

 でも、この店の若いご主人のひとつひとつのこだわりと、「笑顔」でぼくは全部許してしまう。初めて食べた後などは1週間、毎日妻に”冷たい肉そば”の話をしてたくらい、ぼくは気に入ってる蕎麦屋だ。











天ざるうどん(まるい/所沢市) 2006.12.16


 家から車で15分くらいのところにある”まるい”といううどん屋さん。うどんはとても量が多く、女性が残しているのをたまに見かける。でもコシもあって、ツルツルしていて、とてもおいしいのでぼくは簡単に食べてしまう。これで足りない方は、大盛りにしてもらうと良いだろう。大盛りについてはメニューには書かれてないが、たしか無料だったはず。ぼくはすごくお腹が空いている時には、大盛りを注文する。天ざるうどん(1,480円)の海老が大きくて、20cm以上はあると思う。小食の人ならこれでもうかなりお腹いっぱいになると思う。つゆはやや辛めで、うどんとちょうど良く合う濃さ。この他におすすめは、鴨汁うどん+野菜天のセット。ぼくは蕎麦は食べたことがないが、蕎麦やごはんの付いたセットもある。どちらにしても、すごくお腹を空かせて行った方がよいと思う。お昼どきはとても込み合うので、時間をずらして行くのが正解。











TEA CUP(益子/栃木県) 2006.11.30

 益子焼きのティーカップを買ってきた。ほんとうに手作りで、写真のものは1つしかなかった。表面は少しザラザラした仕上がりで、上から見ると楕円形をしている。大きくてたくさん入るので、お茶をいっぱい飲む我家にはぴったりだ。ただ紅茶を長い時間入れっぱなしにすると紅茶の色がついてしまってなかなかとれないのが欠点。手間のかかるカップだけど、その分かわいいのかもしれない・・・・?











カスタードプリン 大人のキャラメルソース(栄玉堂/山形市) 2006.11.30
 
 羽前屋を探していたら、偶然見つけた「栄玉堂」。どら焼きの専門店というようなことがお店に書いてあったと思うが、すごいのはうちの奥さん。車で一瞬、店の前を通っただけなのに、どら焼きが売り切れだったこと、ショーケースの中に白い袋に入った包みが多数置いてあったことをちゃんと確認していた。そしてその上で、「あれはお取り置きだから、あんなにお取り置きがあるっていうことは、どら焼きがすごくおいしいんだよ・・・・」と分析。羽前屋の帰りに「栄玉堂」に寄ったら、予想通りどら焼きは売り切れ。そしてその横にあった白い包みは全て予約品。店の前を通ったのは12時そこそこだったから、そんな早い時間に売り切れてしまうどら焼きってどんなのだろう・・・・?ってみんなで想像を膨らませた。
 でも想像だけではぼくたちの味覚は満足しない。仕方がないので、(なにが仕方ないのかわからないけど・・・・?)カスタードプリン(大人のキャラメルソース付き)と金つばを買ってみた。まずはキャラメルソースをかけないで一口。すごく濃い卵の味がする。バニラの風味も強すぎない。甘さもちょうどよくて、イヤな感じの味はなにもしない。固さもやわらかめでちょうどいい。ぼくが今まで食べたプリンの中で一番おいしいと思う。最近流行りの生クリーム入りの”トロトロ”プリンじゃないのがすごくいい。あれはあれでおいしいけど、でもあんなに生クリーム入れちゃったら、ムースかプリンかよく分からないよね。そしてそのあと、”大人のキャラメルソース”をかけて食べてみる。何が”大人の”なのか?正解は、苦味が強いから、だとぼくは思う。苦くて甘くて、このカスタードプリンに良く合う。そして、こんなにおいしいプリン、子供になんか食べさせるものか〜!と強く思った。1個しか買わなかったので、うちの奥さんと半分こ。夢の中の出来事?と思うくらいあっという間に終わってしまった。あ〜!、このプリンなら5個は食べられる。
 ちなみに、”金つば”も上品ですごくおいしかった。とてもよい小豆を使っている。これならどら焼きもさぞかしおいしいのだろう・・・・。(よだれ拭く。) 夢のお取り寄せ編へ続く・・・











白桃杏仁豆腐(栄玉堂/山形市) 2006.11.30

 そして後日、とうとう電話して何種類かお取り寄せをした。山形のショーケースの中でカスタードプリンの横に並んでいて、「ぼくも買ってよお〜」と主張してた、”白桃杏仁豆腐”。いよいよ食べるときがやってきた。何しろ、ぼくの大好きな杏仁豆腐に、これまた大好きな白桃が入っているのだ。こころして食べなければ・・・・。一口食べたら、杏仁のよい香りが口いっぱいに広がる。昔の寒天で出来た杏仁豆腐ではなく、今や主流のプルプルの杏仁豆腐だ。中に入ってる白桃も甘過ぎず杏仁豆腐とうまく溶け合っている。こんな小さなカップの中にぼくの夢がいっぱいつまっているんだ。(ちょっとおおげさかなあ?)そしてカスタードプリンに続き、あっという間に夢は終わってしまった。これも5個はいける!











スイートポテト(栄玉堂/山形市) 2006.11.30
 
 スイートポテトは季節の限定品。電話で、”グラム売りなので、1本、800円〜1,000円”と言われた。写真のもので長さが15 cmくらい。すごく大きいからし明太子くらいの大きさかな?
 それで味はというと、今まで食べたスイートポテトの中でも一番おいしい。サツマイモはすごく糖度の高い「鳴門金時」を使い、それにバター、牛乳、生クリームを加え練ってある。まずサツマイモの味がして、その他のものの味がするという感じ。バターの味が強すぎないのがいい。日本茶で食べても、ミルクティーで食べてもおいしかった。これも1人で全部食べてみたい・・・・・
 ちなみにこのスイートポテトを使った、”スイートポテトどらやき”も食べてみたい!










どらやき(プレーン・栗・カマンベール)(栄玉堂/山形市) 2006.11.30
 
 そして「栄玉堂」の”どらやき”。まず驚いたのが周りのカステラのやわらかさ。フワフワでケーキのスポンジみたい。ちょっと小さめのサイズ。値段もプレーンが126円だから、そんなに高くない。
 プレーンは、そのフワフワの生地に、先日食べた、あの上品な小豆がサンドされている。甘さがちょうどいい。さすがにこのお店の看板商品だと思った。そこに、ゴロゴロに切られた、栗の甘露煮が入ってるのが”栗どら”。プレーンのどらやきに、栗もたくさん入っていてすごくおいしい。この2つは日本茶といっしょに食べると、日本人の幸せを深く感じられる。
 そして、このお店お勧めの”カマンベール”。全国から注文が来るらしい。これがまたおししかった!生クリームベースのカマンベールクリーム。外も中もフワフワっていう感じ。どらやきっていうよりもカマンベールチーズクリームケーキっていう感じかなあ?まずはお試しということで、1個だけしか買わなかったので、友人たちと分け合い1/4個だけ食べた。そんあわけで、食べ切った感じがないので今度はぜひ1個まるごと食べてみたい。このどら焼きにはミルクティーかなあ・・・・
 「栄玉堂」では他にもいろいろな種類のどらやきがある。いつか全種類食べるぞ〜! 日本全国においしいものってたくさんあるなあ・・・・










羽前そば(1.5人もり)(羽前屋/山形市) 2006.11.28
 山形市内にある有名なおそば屋さん。写真の羽前そばは普通もりの1.5人前で800円。ちょっと太めで平らなしっかりした歯ごたえのおそば。つゆはやや甘めで、おそばとの相性も良い。ボリュームも十分で、これで800円なら満足!普通のもりでもしっかり1人前ある。ぼくはそば湯が大好きなのだけど、ここのそば湯は濃くてそばの香りがしておいしかった。老舗の蕎麦屋なのに気取っていないところがとても良かった。
 よく気取ったお店で、大盛りを注文したら、「うちは大盛りはやっていません。2枚とってください!」ってなんども言われたことがある。もしラーメンだったら2杯食べろってこと?そんなこと言う店に限って、3口くらいで食べ終わるような量で、しかももりそばが1枚1000円とか言うんだよね・・・・  「羽前屋」はそんなことはもちろんなく、気持ちよくお腹いっぱい食べられた。蕎麦屋はこうでなくっちゃね。山形に行ったらまた立ち寄りたい店です。
 
「羽前屋」のH.P










ふろしきまんじゅう(おたふく堂/鳥取県) 2006.10.20

 日曜日の夕方、急須にお湯を入れていたら宅急便が来た。荷物は、鳥取県に住む”浜田省吾”友だちのなおさんから。開けてみるとたくさんのおまんじゅう。野菜で鍋をしているときに鴨がスライスされて送られてきたくらい?絶妙のタイミング。こんなことってあるんです。
 このおまんじゅう鳥取では知らない人がいないくらい有名な、老舗のおたふく堂の”ふろしきまんじゅう”。なぜ風呂敷なのかと言うと四角くて四隅から風呂敷で包んだような形をしてるから。黒糖の皮も中の餡もシンプルでやさしい甘さのおまんじゅう。ぼくは黒糖のおまんじゅうが大好きなんです。焼いても、揚げてもおいしいみたいだ。なおさん曰く、「出来たてをその場で食べるのが一番おいしい!!」。納得です。今度食べに鳥取に行きますね。いつもほんとうにありがとうございます。
 左は箱のデザインですけど、このおたふくもなかなかかわいいです。










宮島張り子<コミミズク>(宮島民芸工房/広島県佐伯郡宮島町) 2006.10.20

 宮島民芸工房のウインドウに何点か展示してあったが、あいにくご不幸があったようで臨時休業していた。宮島から帰るときおみやげものやさんにも置いてあって無事に買うことが出来た。”宮島張り子”の歴史はそんなに古くないらしいけど、この色使いと形がとてもきれいだ。一目で気に入ってしまった。ほかにフクロウ、スズメ、シカなどいろいろあった。どれも個性的な色使いで、とくにスズメは素晴らしく、このコミミズクとどっちにしようか迷ってしまった。宮島に行かれた際にはぜひおみやげに。










ゆず畑(馬路村農業協同組合/高知県) 2006.10.20

 高知県にある村がやっている”馬路村”ブランドのゆずポン酢。スーパーでもインターネットでも買うことができる。他のポン酢より少し高めの価格ではあるが、ゆずの香りがちゃんとする、すっぱすぎないおいしいポン酢。鍋物にはもちろん、冷ややっこ、焼き魚、豚の冷しゃぶ、煮物、ドレッシング等に使ってもすごくおいしい。味の決まらない困ったときにはとても重宝する。ぼくの絶対におすすめの調味料。









紅茶<Whittard Original Blend>(Whittard(ウィタード)/England) 2006.10.20

 うちの奥さんの会社の”ヨガ部”の部長”K”さんからいただいた紅茶。我家はすごく紅茶好きなのだけど、この紅茶は初めて飲む。デパートなどで売っているのは見た記憶はあるけど、高価そうなので買ったことがない。イギリスでは有名で、日本でも人気急上昇中らしい。
 封を開けると紅茶のすごくいい香りがしてくる。ミルクティ-用に濃いめに入れても、すっきりとした味わいで渋みも少なくとても飲みやすい。ちょっと贅沢だけど、毎朝の紅茶にはぴったりだ。この Whittard Tea は種類によって包装のデザインが違う。我家は鳥好きなので、このフクロウの絵はとてもうれしかった。”ヨガ部部長”ありがとうございました。










鍋焼うどん(本手打ちうどん庄司/埼玉県比企郡川島町) 2006.10.20

 川越えと東松山の中間ぐらい、旧国道254線沿いにあるお店。いわいる武蔵野うどんで、漂白されていない地粉を使っているため麺の色がややグレーがかっている。このうどうん、かむとしっかりと小麦粉本来の味と香りがして、こしもありもちもちしていておいしい。ほとんどのお客さんはつけ汁タイプのうどんを注文しているが、ぼくは1度ここの鍋焼うどんを食べたら病みつきになってしまった。つゆもよい香りがしてすごくおいしい。まあほかのつけ汁うどんよりちょっと高め(1,100円)だけどボリュームもあり納得出来る。その他に鍋焼うどんタイプの”味噌煮込みうどん(800円)”もあり、これもおすすめ。ちょっと甘めの八丁味噌のスープ。
 それから、つけ汁タイプのうどんもどれもおいしいのだが、うちの奥さんおすすめは、”せいろ(450円)+野菜の天ぷら(300円)”。これはすごくお得感がある組み合わせだ。鍋焼うどんはどうだったか分からないが、つけ汁タイプのうどんにはそれぞれ、大盛り、特盛り(だったかな?)がある。まあ普通盛りでも十分にお腹いっぱいになるけどね。
 これから寒くなってくる季節には絶対におすすめのうどん屋さんである。うどんは全部手打ちのため数には限りがあり、しかも夕方4時には閉まってしまうので注意が必要。ぼくも食べたいと思ったときが、すでに4時を過ぎてて何度も悲しい思いをした。
 
「本手打ちうどん庄司」








牛乳 200ml(Farm Designs/北海道厚岸群) 2006.9.14

 厚岸から国道44号線を通って根室に向かう途中にあるレストラン。レストランとしては、味は普通で価格はやや高めなのだけど、ここで売っている牛乳はおいしかった。低温殺菌、ノンホモジナイズド(脂肪球を細かく均一化していない)牛乳で、クリームが分離していて上に浮かんでいた。よく振ってから飲む。コクがあってすごくおいしいかった。でも決してしつこい濃さではない。低温殺菌、ノンホモジナイズド牛乳は飲んだことあるけど、香りというか風味が今までに飲んだことのない牛乳。それにしても牛乳の味を表現するのってむずかしい。ぼくは牛乳大好きだけど、牛乳のサイトを持たなくてよかったと思う。毎回、「コクがあって・・・・、それでいてすっきりしてて・・・・」なんていう評価になりそう。牛乳の味の表現に使用出来る言葉ってそんなにないでしょ?ぼくはそう思う。
 Farm Designs の牛乳ビンちょっといいと思いません?これシールじゃなくてちゃんと印刷なんです。でも、牧場で買うような牛乳ってちょっと高すぎるような気がするなぁ・・・・ こだわって、手間がかかってるのは分かるんだけど。それとも市販の牛乳が安すぎるのかなあ?








チムダック(風?)(DO-COOP のレシピをアレンジ) 2006.9.14

 ”チムダック”。醤油ベースにコチュジャンの入った韓国風のピリ辛の煮物。鶏肉とジャガイモが基本のようだ。ぼくは DO-COOP のレシピで作ってみた。もちろん鍋はル・クルーゼで。まずタマネギをごま油で炒めて、ニンジンと一緒にフタをして蒸煮にする。タマネギから水分が出てきたら一口大の鶏肉とお酒を入れて10分ほど煮る。そこにジャガイモと醤油、コチュジャンをお好みの味にして入れ、ジャガイモがやわらかくなるまで煮る。少し煮詰めたら炒りごまを振って出来上がり。このレシピだと韓国風の肉じゃがっていう感じかな?でもすごくおいしい。コチュジャンも辛いものも、辛くないものもあるようなので、分量は気をつけて入れてくださいね。
 今、我家では「チャングム」ブームだ。だからこの韓国風料理というわけではないけど・・・。ぼくは、宮廷料理人。もちろんお出しするのは、王様ではなくて”女王様”に。昨夜も「予は満足じゃ!」と、おっしゃっておられた・・・・?








カボチャの煮物(赤栗カボチャ/長野県鍋倉高原) 2006.8.23

 先週末鍋倉高原から、注文していた”夏野菜セット”が届いた。キュウリ、トマト、ズッキーニ、ナス、トウモロコシ、モロッコインゲン、ダイコン、ジャガイモそしてこのカボチャ。西洋のカボチャで表面がツルっとしていてすこし白っぽい。見た目にはハロウィンの頃売ってるトイカボチャみたいであんまりおいしそうではない。しかし、煮てみたらホクホクしていて、名前の通りに栗のようですごくおいしい。ぼくは”ル・クルーゼ”で、オリーブオイルとショウガ、少しのお酒と少しの麺つゆと少しの水で蒸し煮のようにしてみた。すごくシンプルで、カボチャの味がよくわかりほんとうにおいしかった。このカボチャも”ル・クルーゼ”もほんとうにすごい。
 一緒に入っていた野菜たちはどれも新鮮でおいしく、これで2,000円はすごくお得だと思う。10月に届く”秋野菜セット”も注文してみよう・・・








ズッキーニ(VILLA D'EST GARDENFARM AND WINERT/東御市) 2006.8.23

  "VILLA D'EST GARDENFARM & WINERY" で育てて販売しているズッキーニ。丸いものは普通のズッキーニよりやわらかいので、スライスしてサラダで食べてみた。くせがなくおいしい。やや厚めに切って、網でちょっと焦げ目をつけて、オリーブオイルで作ったドレッシングで食べてもおいしかった。ズッキーニがこんなに普及してきたのはいつ頃からだろう?少なくともぼくの子供の頃にはなかったし、もしあっても子供の頃の自分だったら絶対に食べなかっただろうなあ。野菜あんまり好きじゃない子供だったから。







ズッキーニのジュレ(VILLA D'EST GARDENFARM AND WINERT/東御市) 2006.8.23

 玉村豊男さんのやっている "VILLA D'EST GARDENFARM & WINERY"のカフェで食べた「ズッキーニのジュレ」。今、「えーっ!?ズッキーニのジュレ?ズッキーニのSWEETSなんておいしいの?」って思った人。頭が固い! 食べてみなきゃわからないでしょ?それに、おいしくないものわざわざお店で出さないでしょ?
 「ズッキーニのジュレ」にはズッキーニのごく薄切りのものが5〜6枚入った甘さ押さえ目のジュレ(ゼリー)にソルベが乗ってる。ジュレの部分にははちみつと何かが入っていて、ソルベの部分には柑橘系の果物、それから何かのお酒が少し入ってるのは分かるんだけど、あとは良く分からない。良く分からないけど、混ぜて食べると、ズッキーニはシャキシャキだし、ほんのり甘くて冷たいし、すごく不思議なおいしさ。回りにいたお客さんも3人くらい注文していた。もし、VILLA D'ESTに行ったらぜひ味わってみてください。でもズッキーニが旬の時期限定だと思うけど。








タイ熱帯雨林の天然蜂蜜(<有>ヴィラデスト/東御市) 2006.8.15

 長野県東御市にあるエッセイストの玉村豊男さんのやっている "VILLA D'EST GARDENFARM & WINERY" に行ってきた。行くまでは、どうせ有名人がやってるお店なんか、観光地といっしょでどれもみんな値段が高いばっかりで大したものなんか売ってないだろうと勝手に思っていた。ところが行ってみると、もう欲しいものだらけである。価格的にもそんなに高すぎるということはない。こだわっている分ちょっと高いかなという程度だ。玉村さんの描いた絵のポストカードやTシャツ、食器、リンゴジャム、ワイン、ハーブや小物、パン、野菜など、どれも魅力的だった。あれもこれも欲しい気持ちをぐっとこらえていたけど、このはちみつは我慢出来ずに買ってしまった。今日買わないと、なかなか長野まで来られないので、絶対に後悔すると思ったから。タイ熱帯雨林の天然蜂蜜。どんな味がするのだろう?
 開けてみると、確かに香りが強い。”月山の黒みつ”に近い感じだ。でも味も香りも黒みつよりは癖がなく食べやすい。ちょっと酸味があるのも黒みつに似ている。このはちみつは蜂が熱帯雨林で咲いている様々な花からみつをとってくるので、味が深いとのこと。たしかに、なんとなく南国の味がする。ヨーグルトに入れてみたけど、すごくおいしい。我が家ではカスピ海ヨーグルトを作っているのだが、夏場は発酵が速く、すぐに出来過ぎて酸味が強い癖のあるヨーグルトになってしまうことも多い。そのヨーグルトにでも負けないくらい味がしっかりした、個性のあるはちみつである。
 それにしても玉村さんのハーブガーデンもすごく気持ちよかったなあ!またゆっくり、今度はランチに行こうと思う。






月山天然蜂蜜 黒みつ(さがえ養蜂園/山形) 2006.8.15

 山形県の月山に行った帰りに見つけたはちみつ。色は黒っぽく、名前の通りに黒糖から作った”黒みつ”みたいである。このはちみつは100%蕎麦の花からとったものだそうだ。ビンのフタを開けると独特強い香りがする。ぼくにとってはすごくいい香りに感じられるのだけど、友人などは「温泉の臭い」などと言っていた。まあそう遠くもないかも・・・?味はちょっと酸味があって深いコクがある。あと味に少し芳ばしい香りが残り、あ〜これが蕎麦の花の味なのかと何となく納得する。蕎麦の花も蕎麦の実と同じような味なのかなあ?
 好みは分かれるだろうけど、ぼくはすごく気に入ってしまった。アイスカフェオレに入れると、コーヒーの香りとこの黒みつの芳ばしさが良く合うし、パンにクリームチーズとともにつけるのもすごくおいしかった。ヨーグルトにもぴったりである。そう、この黒みつ、昔ニュージーランドで買ってきた”ビーチデュウ”(南極ブナの樹液から作った黒いみつ?)というものにそっくりである。そのときは、買ってきてしばらくそのにおいから手をつけずにいて、でも食べてみたらすごくおいしく、あっというまに食べてしまったのだった。






The Best of Shogo Hamada vol.1 & vol.2(SME Records) 2006.8.9

 浜田省吾 ”30th Annivversary ”のベストアルバムが2枚同時に発売された。何が”ベスト”なのかはすごく難しいところだけど、浜田省吾自身が自身で優れていると思ってる曲、ファンに愛されているとステージで感じられる曲そんなこれからの浜田省吾のスタンダードの曲になってほしい曲が14曲ずつ、計28曲入っている。レコーディングし直した曲、リ・ミックス、リ・マスターリングした曲、それぞれだけど、昔の曲を今の最高の技術でレコーディングし直したところがぼくの大好きで尊敬する”浜田省吾”らしい。「vol.2」には歌の主人公たちが「少年から青年」なるまでの曲、「vol.1」のは「大人」になってからの曲が収録されている。個人的な感想では、この曲をいれるんならあの曲を入れてほしかったとか、あの曲をレコーディングし直して欲しかったとかもあるけれど、この2枚が素晴らしいアルバムに仕上がっていることに間違いはない。浜田省吾が自分の言葉で詩を書き、自分で曲をつけ歌っているから、ぼくたちの心にしみていくのだろう。それぞれの曲にそれぞれのタイトルやテーマがあるけれで、全部の曲に共通して表面的ではない深い”愛”を感じられる。今まで浜田省吾を聴いたことがない人もぜひ、きっかけとしてこのアルバムを聴いて欲しい。できれば何度も何度も聴いて欲しい。ただ流行っているだけの音楽とは違うものがきっと感じられるはずである。
 今年の9月からまたツアーが始まる。30周年のこのツアーは小さいホールで行われる。30周年の今回のツアーではどんな浜田省吾に会えるのかが、今からすごく楽しみである。まあ浜田省吾のコンサートはいつだってぼくにとっては特別なものだけどね・・・・






島とうがらし(こーれぐーす)(ぴにおん/沖縄県石垣市) 2006.8.4

 沖縄そばに欠かせない「こーれぐーす」。友人のOさんに沖縄みやげでもらったもの。「こーれぐーす」は島とうがらしを泡盛に入れたものだけど、夏にはぴったりの調味料だ。うどんでもラーメンでも、煮物でもちょっと入れるとなんとなく沖縄風になってしまう。ぴりっとした辛さと泡盛の味がアクセントになって食欲のないときにもおいしく食べられる。ぼくには食欲がないっていうのは関係ないことだけど・・・・ 「こーれぐーす」の語源は”高麗ぐすり”だそうだ。”こうらいぐすり”から「こーれぐーす」。なるほど。インターネットはすぐに調べられて便利だ。








わしたスパイシーポーク((株)沖縄県物産公社 ) 2006.8.4

 コープで買った”わしたポーク”。”わした”って言うのは「わたしたちの」って言う意味だそうだ。いわいる「ランチョンミート」なんだけど保存料やその他の添加物、化学調味料など使っていなくて安心して食べられる。もともとアメリカの「スパム」が沖縄に入ってきたものだそうだけど、この”わしたポーク”はアメリカのものよりもずっと和風でくせがなく、日本人には合うと思う。まあ沖縄だって日本というより琉球王国なんだけどね・・・
 沖縄では、ゴーヤチャンプルとか炒めものに使うことが多いらしいけど、ぼくは厚めに切って両面をこんがり焼いてシンプルに食べるのが好きだ。とくに今頃の暑い季節にはとても合う気がする。





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