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2008.2.26
紅一点
粉雪の降る中を
スノーシューを履いて
歩いた
粉雪は
帽子にも
ジャケットにも
カメラサックにも
あっという間に
降り積もっていく
周りは一面の
銀世界
モノクロームのフィルターを
通して見ているような
錯覚に陥る
そんな中
ぼくのこころを
引きつけたのは
ツタ状の紅い葉っぱ
風と雪たちと
ひらひら
ダンスを
踊っていた
雪の中でも
美しいものを
夢中で
探しているときは
寒いなんて
感じない
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