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下界より
かなり寒いのは
分かっているが
真夏の日本で
手がかじかむなんてこと
考えたこと
なかった
８月上旬
立山の室堂に泊まり
朝の風景を撮るため
朝４時に起床
外はまだ
暗かった
でも
太陽が昇ってくる
速度は
思ってるより
ずっと早い
ちょっと
出発するのが遅れたら
あっという間に
明るくなってきた
標高2300mの
山の上は
とても寒かった
三脚を持つ手も
カメラを持つ手も
しびれるくらい
冷たくなっていた
家で寝ていたら
間違いなく
熱帯夜で
寝苦しい夜を
送っているはずの
この時期に
手袋が欲しいなんて・・・
日本の中だけでも
様々な環境があることを
改めて感じた
朝だった
でも真夏に
寒い朝なんて
ちょっと
贅沢な感じがしたあなあ・・・・
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